秋元 康 企画・原作作品。
舞台「涙の温度」より
ネットシネマ オリジナルドラマ「花火」〈2005年制作〉
夏の夜に咲く、
10年前の思い出。
中堅広告代理店に就職し他ものの、松野良夫。
煮え切らない性格のためか、何をやってもうまくいかない日々。
いつものようにクライアントに呼び出され、
その日に行われる、隅田川花火大会の席を確保するよう
無理難題を言われる。
断りきれない良夫、その花火大会は
学生時代に付き合っていた由美子との深い思い出があった。
あれから10年も経ってしまった。
「花火、一緒に見たかったな」
由美子は、そう言った。
10年前の約束を覚えてるほどガキじゃない。でも＿＿。
10年前の約束を思い出した良夫は、その場所に行く事を決意する。
その思い出の場所で、父子に声をかけられる良夫だったが・・・。
忘れてしまった自分の“涙の温度”を思い出させてくれる、珠玉のラブストーリーを集めたシリーズ。
感動の涙、悲しい涙、うれしい涙。
涙の形も、その流し方も人それぞれ。
そして、その温度も・・・。
時代を超えても変わらない、とっておきの小説を読んだかのような、きらきらと心に火が灯る作品達。
ネットシネマでは、当時舞台化された「クリスマス・イブ」「フィルム」「花火」の３作品をオリジナル脚本でドラマ化。お楽しみください。
企画・原作：
秋元 康
作詞家・放送作家・プロデューサー。1983年以降、作詞家として美空ひばりの「川の流れのように」をはじめ数多くのヒット曲を生み出す。企画・原作として「着信アリ」、「象の背中」など多数。国民的人気を博すAKB48の総合プロデューサーとしても国内外で広く知られている。
出演：萩原 聖人・小林 恵
監督：高原 秀和
1980年代よりピンク映画の助監督をはじめ、1990年代より劇場映画、ドキュメンタリーと幅広いジャンルの作品を手がける。
脚本：よしだあつこ・高原 秀和
橋田賞新人賞佳作を経て脚本家の道へ。「中学聖日記(NHK)」「水戸黄門第37部(TBS系)」など脚本多数。
製作著作：ブロードバンドピクチャーズ
